外出レクリエーションでの注意点

レクリエーション介護士は近年注目を集めている資格で、主に高齢者を楽しませるレクリエーションを考えられる人のことを指します。高齢者に安全に暮らしてもらいながら、日々の生活に生きがいを感じられるようにサポートするお仕事です。様々なアイデアを活用して、高齢者を楽しませる事が重要になります。
レクリエーション介護士になったとき、特に気を付けて欲しいのが外出レクリエーションを行うことです。施設で過ごす高齢者にとって、外出は非常に楽しみなイベントですが、色々な危険に注意しなければなりません。まず外出先を事前にリサーチしておく必要があるでしょう。どのような移動手段を用いるか、移動時間はどれくらいかかるか、車椅子の歩行が可能な場所か、歩行スペースがどの程度あるかなど、細心の注意を払いましょう。
また、外出レクリエーションの最中に高齢者が体調を崩してしまったり、急な災害に見舞われた場合はどう対処するかを考えることも大切です。どんな事態にも迅速に動けるようにシュミレーションしておきましょう。看護師など、他業種の方と連携することで、レクリエーション介護士だけでは判断が難しい状況でも動くことができます。
外出レクリエーションが終わった後も気を抜いてはいけません。高齢者は普段より疲れていたり興奮していたりするので、しっかりと観察する必要があります。いつもと違う、ほんの小さな変化も見落とさないようにしましょう。